ロックバンド
信頼している友人に背中を押してもらったので、ブログを書いてみることにした。2日に1回ぐらい書けたらいいなーぐらいの感じで。読まれてると思うとやっぱりちょっと恥ずい。
スマホの調子が悪かったので、高校まで使っていたウォークマンを久々に出してみた。
懐かしさを感じつつ眺めていると、「行ったライブのセトリをプレイリストに残したやつ」があった。
RADWIMPS LIVE 2013 春ウララレミドソ @横浜アリーナ
- 愛し
- ギミギミック
- ソクラティックラブ
- 透明人間18号
- トレモロ
- シザースタンド
- 有心論
- 遠恋
- シュプレヒコール
- ブリキ(非音源化)
- 螢
- DADA
- G行為
- One Man Live
- おしゃかしゃま
- 独白
- 25コ目の染色体
- ます。
- 君と羊と青
- いいんですか?
- ドリーマーズ・ハイ
- 白と黒と4匹のワルツ(非音源化)
- me me she
- 最大公約数
おいおいおいおいなんだこの神セトリは。こんなん今やられたらエモすぎて卒倒するわ。
このライブは忘れもしない、人生で初めて行ったライブだ。小学校を卒業する頃にRADにハマり、中学のRAD好きな友達と一緒に行った。
シングル発売に合わせ2日間だけ行われたライブだからか、過去の人気曲からコアなカップリングまでふんだんに盛り込まれている。1曲目から愛しで鳥肌ゾクゾクですよもう。
当時を思い出しつつ曲を聴いていく。懐かしいなーと思いながらも、もうこの頃のRADWIMPSは戻ってこないんだろうか、と少し寂しくなる。
RADWIMPSの方向性が変わる転機となった曲は、間違いなく「前前前世」だと思う。
といっても、この曲で一気にメジャーになってしまったから、などというありきたりな話ではない。
ちょうどこの曲から、Dr.山口智史が神経症の悪化により休養に入ったからだ。
自分はドラムをほんの少しかじっていたから、曲でもドラムの音がよく聞こえたし、ライブでも彼のことをよく見ていた。それだけに、この休養によるショックはかなり大きかった。
もちろん、サポートドラマーが十分な実力者であることはいうまでもないが、どうしてもバンドの印象が異なってくる。
そしてこの変化によって、バンドの方向性までも大きく変わったように見える。
「君の名は。」の大ヒットの後、別の映画の主題歌として書き下ろされた「Mountain Top」、ネット上で"軍歌の様だ"と散々話題となった「HINOMARU」など、元々のバンドサウンドから離れたものが増えていった。「天気の子」に書き下ろされた曲では、Gt.桑原とBa.武田が共にキーボードを弾いている曲さえあった。
当然、彼らもRADWIMPSとして新たなサウンドを求めて、納得して音楽を創っているんだとは思う。ただ、「RADWIMPS」というよりも「野田洋次郎's」とでもいえるような形態はどうなのだろう、と好きだからこそ寂しく思ってしまう。やっぱり彼らのギターやベースが聴きたい。
元々、野田洋次郎には「illion」というソロ名義があり、バンドとは別に実験的なサウンドや歌詞はその名義で創っていた。最近ではその境目もなくなってきているように思う。昨日のMステで披露された「新世界」も、「illionっぽい」という声が上がって「illion」がトレンド入りを果たしたぐらいだ。
さらにいえば、洋次郎は世間に対する使命感が強すぎるようにも感じる。映画のための曲、NHKの18祭のための曲、コロナで苦しむ人々に向けた曲。もちろんそれに心を動かされる人は大勢いるだろうし、否定はできない。ただ以前のような、いわゆる「ロックバンド」な音楽を求めている人もたくさんいると思う。
まあ要するに、懐古厨がギャーギャーわがままを言っているだけなんだけどね。いつの日か、また「4人組ロックバンド・RADWIMPS」を見られる日が来ることを願う。
【今日の一曲】
(信頼している友人がブログで本・映画を紹介してたので、それをパクり参考にしました。)
五月の蝿/RADWIMPS
RADWIMPSで一番好きな曲。終始激しい言葉で「君」を罵る歌詞だが、「絶対的な存在」「生まれて初めての宗教」と言えるほどの究極のラブソングだと勝手に解釈している。
この歌詞を人気絶頂期に世に放てるのが最高にロックだな、と当時中学生ながらに思っていた。一緒にライブに行った友達が「おい、、、なんかRADの新曲の歌詞、、、レイプとかはらわたで縄跳びとか言ってんだけど、、、」と顔面蒼白で教えてくれたのも、今では良い思い出だ。
それから、なによりサウンドが良い。メンバー1人1人の躍動するエネルギーが、音を通して伝わってくる。
そう!!!こういうのが!!!こういうのが聞きたいんだよ!!!洋次郎のバーーーーカ!!!!!