隙あらば自分語り
先週の佐久間宣行のANN0で、黒歴史の話をしていた。
ミクシィを久しぶりに開いてみたら、彼が20代後半だった頃のブログが出てきたらしい。「絶対良いものをつくる」とか「最近仕事が忙しい」とか書いてあったといい、「俺こういう奴嫌いだと思ってたのに、自分が書いてたわ!!」と笑っていた。
いや~めっちゃわかる。そういうのはいわゆる「隙あらば自分語り」というやつだが、自分もそれはもう色々と黒歴史がある。というか誰しもがあると思う。
でも最近、それはそれでいいのかなと思うようになった。だから今日も今日とて自分語りをするぞ。
自粛期間に入ってから、勉強の合間に一つだけやっているゲームがあった。個人開発ながらそこそこのユーザーがいるオンラインカードゲームだ。無課金でも十分楽しめるし、ゲーム性を気に入っていたため珍しく続いていた。
ゲーム用のTwitterアカウントを作って、他のプレイヤーともそこそこ交流した。
そういう界隈にはいろいろな人がいて、単純に楽しく好きなカードが使えればいいという人もいれば、大会で結果を残すことにこだわる人もいる。中には、過激な口調で運営を批判する人もいる。
自分はというと、ただ平穏に過ごし、そこそこ強いぐらいの位置取りで楽しんでいた。そのゲームが好きだったので、広まってほしいという気持ちを込めて、ぼちぼちと攻略サイトで記事を書いたりもした。
ただ、あくまで「そこそこ強い」のであって決して得意ではなかった。そこそこの順位まではいっても、その先を走る強者たちにはどうしても追いつけなかった。
自分は昔からそういう節があって、大抵のことは「そこそこ」はできるが、その道のプロになれるようなセンスがなかった。ムキになって出来る人の真似をしようとしても、その「センス」という壁に幾度となくぶつかった。
壁にぶつかると、こんなことをやっていて意味があるのか、という気になってくる。このゲームでも、限界を感じて離れている時期があった。
そんなある日、TwitterにあるDMが来た。あるプレイヤーから、ゲームの調整を行うチームに入らないかと誘われたのだ。
オンラインゲームは、定期的に出す新カードや既存カードの能力を日々調整する必要がある。個人開発だからプレイヤーによる調整班があるのは知っていたが、まさか自分がそこに誘われるとは思っても見なかった。
聞くと、攻略サイトの編集をしていることを知られていて、それが評価されたらしい。考えてみれば、カード調整に必要な人材は「平穏」で「そこそこ強く」て「ゲームに愛がある」人だ。強すぎる人は自分のこだわりも強く、皆で話し合うのには向いていない。
大げさな話だが、ちゃんと必要としてくれる人はいるんだな、と思った。今では、開発者の人と直接話しながら、もっとゲームを盛り上げていくためにはどうしたらいいかを考えている。ボランティアみたいなものだが、今はそれがすこぶる楽しい。
だから、その時の気分が赴くままに、無理せず自然体で人生楽しんでいこうと思った。何年後かに読み直して「黒歴史だ~」と思っても、それはそれでいいじゃないかと。あんまりキツイのは嫌だけどね...
体育祭の話に続いてこれまた就活で使えそうな話だが、いちいち説明しづらいテーマなのなんなんだろうな。なんか適当に盛って話せるようにしとこう。
さて、緊急事態宣言も解除され、ぼちぼち勉強モードに入らないといけないので、これからは不定期での更新にすることにした。2日に1回だったとはいえ、正直自分でもよく続いたなと思う。
といっても、どうせまた「隙あらば自分語り」したくなるからちょいちょい顔を出します。ではまた!
【今日の一曲】
アンリベール/ペンギンラッシュ
ペンギンラッシュ - アンリベール (Official Music Video)
おしゃれバンド。間違いなく今後売れるであろう推し。ジャズでファンクでJ-POP。
メンバーは望世(みよ Vo. & Gt.)、真結(まゆ Key.)、浩太郎(Ba.)、Nariken(Dr.)の4人。高校時代の軽音部のメンバーだった望世と真結を中心に2014年に結成。当初はギターロックのカバーバンドだったが、軽音部の顧問にジャズやファンクを教えられたことをきっかけに音楽性が変化していった。2017年、それまでサポートメンバーだった浩太郎とNarikenが正式加入し、現在のメンバー構成に。なお、望世は2019年5月時点で現役大学生。望世と真結の同級生コンビを、年上のリズム隊が支えている。
だそうで。なんじゃそりゃ。そしてまた名古屋出身のバンド。以前紹介した推しバンド、POP ART TOWNも名古屋出身。何食ってたらそんな音楽できるんだ。味噌カツ矢場とん?
ラジオ
なんか新しいの開拓しようと思ってCreepy NutsのANN0を聴いてみたら、めちゃめちゃ面白かった。喋りが芸人レベル。また聴く深夜ラジオが増える。
この前友人がラジオとの出会いについてブログで語っていたが、やっぱり横浜の人間はFM横浜から入るらしい。
小6ぐらいの頃、ウォークマンについているラジオ機能を発見した。窓際に置いて84.7MHzに合わせると、車でよく流れていたFM横浜が聞こえて感動したものだ。それから、暇なときに平日夜の「トレセン」を聴いていた。
音楽のランキングを予想するコーナーなんかもあって、それまでいきものがかりばっかり聴いていた自分に最新トレンドが注入されていった。RADWIMPSに出会ったのもそこだ。当時流行っていたアヴリルラヴィーンとか聴くとめちゃくちゃエモくなる。
そこから、大学生になってからradikoで深夜ラジオをかじる程度に聴くようになった。毎週追うようになったのは自粛生活になってからで、不意に面白いのきた時に笑っちゃってもセーフだからどんどん聴いてしまう。
今聴いてるのは、ANNが菅田将暉、ウイカ、三四郎、霜降り、オードリーあたり。あとはTBSでたまにアルピー、ハライチ、爆問とか。アルピーはANNでやってた頃に出会いたかったよ、、、
なんか書くことなくなったから、好きなラジオCMベスト3を勝手に発表するぞ!!!!!
3位 日本広告審査機構(JARO)
「「「僕たち、広告ダメダメ3匹!」」」
チャラチャララーンチャラララ
「ウソピョンは嘘つきで~コダイは大げさで~まぎらワシは紛らわしい~」
ジャガジャガジャガジャガ
「広告で彼らを見つけたら~」
チャチャチャ!(JAROへ!)
広告の嘘、大げさ、紛らわしいに関するご意見は、03-3541-2811へ。
好きな理由:
広告を取り締まる機構でありながら、これ自身がめちゃくちゃ胡散臭い広告だから。長いバージョンはなおさら。あと曲が好き。
2位 オードリーのオールナイトニッポン
(よふかしのうたぁ~)
若「オードリー若林です」
若「我々毎週喋ってますけれどもね」
春「しゃべっている」
若「僕がまあー8割、春日さんが2割ぐらいすかね?」
春「全力の2割!!!」
若「もっと...喋ってさいね?」
春「...ヘイ」
若「オードリーのオールナイトニッポンは、毎週土曜深夜1時から!」
春「お聴きくださぁい!!!」
若「まあそうなるよな」
好きな理由:
安心感のある掛け合い。また、確かに実際に喋っているのは若林が8割だが、全力で声を張ってボケてるのも若林だったりするから。
1位 三四郎のオールナイトニッポン(バチボコプレミアムライブ)
(ゲラへーーーーードーーーーーザライッ!)
相「三四郎の相田です!」
小「小宮です!」
相「3月に中止になってしまった、バチボコプレミアムライブ、グッズをたくさん作っちゃってたんで、販売してまーす!」
小「やってないイベントの、やってない思い出に、おひとついかがでしょーか!?」
相「詳しくは、バチボコプレミアムライブホームページから!」
小「おしゃれですよーぅ!」
好きな理由:
ずーーーっと何度も放送されていて、本当に売れなくて困ってるんだろうなと想像できるから。まあ買わないけど。
【今日の一曲】
Movin' feat. Creepy Nuts/夜の本気ダンス
ヒップホップ方面はあまり通ってこなかったが、まだ全然Creepy Nutsの存在を知らないうちに聴いていた曲。夜ダンはこの手のバンドの中でも一貫性があって好き。もうちょっとこういうジャンルの音楽も開拓してみたい。
確か夜ダンは人気絶頂の中でギターが辞めて交代しているんだけど、理由が「他にやりたいことがある」みたいな感じだった気がする。未だに「そのタイミングでバンド以外にやりたいことってなんだよ」と思ってる。
思い出
先日、高校の男女混合友達グループでZoom飲み会をした。(お酒弱いから飲んではない)
12人中11人というなかなかの集まりの良さで、なんだかんだで4時間近く喋った。
このグループは、体育祭で「1年男子が女装して踊る種目」のスタッフだった人たちだ。
字面からしてめちゃくちゃネタ臭いが、実は相当手の込んだ企画だ。
体育祭が終わるとすぐ次年度のスタッフが決められ、テーマ、曲、振り付け、衣装、劇を考えていく。その後、本番の3ヵ月以上前から昼休みに練習を開始し、夏休みも練習がある。ポジション決めのオーディションまで行われる。
当日は手作りの衣装を着て、女子によりメイクが施される。人によっては前日にすね毛も全部剃る。あれ普通に1時間ぐらいかかるんだよな。
これだけ時間と労力をかけた種目だから、いつのまにか組全体で一体感が生まれ、終わった後感動して普通に泣く。ただ女装して踊ってるだけなのに、だ。
何よりこの種目は配点が高く、組の総合順位に直結する。外から見るとおかしな話でも、当人たちは本気で1位を狙っているのだ。
とはいえ女装という時点でなんかアレだし、女子に衣装づくりをしてもらっていたり、スタッフの決め方からしてもカーストの温床みたいな場所だった。今はシステムが少し変わっているかもしれない。
さて、自分が1年生の時、メインのポジションをオーディションで勝ち取った。先輩たちとも仲良くなり、結構楽しく本番を迎えた。
しかし、結果は4組中4位。他の組とのクオリティの差は歴然だった。
体育祭終了後、12人のスタッフをまとめるチーフに指名された。めちゃくちゃリベンジに燃えていたので、敗因と勝つための施策を徹底的に研究した。
まず、このような発表の場では「演者」と「観客」の間には相当なギャップがある。「演者」が裏でどれだけ時間をかけ、衝突し、舞台を創り上げていようとも、「観客」にとっては一瞬でしかない。そのことは吹奏楽部で痛感していた。
だから、いかに「テーマ」や「構成」を工夫して観客を引き付けられるかが勝負だ。これらを決めるのは最初なので、スタートで間違えないように納得がいくまで話し合いをした。一度大枠を決めてしまうと、簡単には後戻りできない。
だからといって細かいところは無視できるかというと、そんなことはない。舞台転換でもたついたり、動きが揃っていなかったりすると、せっかくのステージに集中できなくなってしまう。
そこで、特に構成を工夫し、ダンスと合間に挟む劇との境界をできるだけなくした。さらに、できるだけ動きが揃って見えるように、振りや陣形にこだわった。
勝ちを確信したのは、初めて他の組に発表をちゃんと見られる機会となる、本番前日のリハーサルだ。他の組が「おいこれ作ったの誰だよ~~~」と悔しそうにしていたのが今でも忘れられない。先輩たちも、本番ではないのにボロ泣きしていた。
そして本番、始まってすぐ色々フラッシュバックしてボロ泣きした。特にミスもなく乗り切り、結果は堂々の1位だった。努力が報われた瞬間だった。
まるで自分の功績かのように語ってきたが、他のスタッフにはものすごく助けられた。どうしてもキャパオーバーになってしまった時に、音響に強い友人に劇の音源作りを依頼したら、軽くイメージ以上のものが返ってきて驚いた。衣装や劇指導の担当も、多くを言わずとも想像を超えるクオリティのものを見せてくれた。周囲を頼ること、大事。
こんな感じで学びが多かった思い出なのだが、外から見たらどう見てもゲテモノ企画なのが玉にきずだ。面接とかでいきなり「男子が女装してダンスする種目で......」なんて言い出したらドン引きされるからな。
【今日の一曲】
疾走する閃光/fox capture plan
高校時代よく行っていたヴィレヴァンでいつも流れていた曲。こういう耳に残る音楽でも、ピアノトリオだからか心地よく感じる。
最近は「カルテット」とか「コンフィデンスマンJP」とかの劇中音楽も作っているらしい。ジャンル全然違うのにすげえな。
コンフィデンスマンJPはドラマも前作の映画も面白かったので、新作が公開されたら観に行くと思う。東出出てるけど...
アマプラおすすめ大泉洋5選
自粛生活のお供に、アマゾンプライムビデオで観られるおすすめの大泉洋を紹介するぞ!
1.こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
難病の大泉洋。筋ジストロフィーという難病を患いながらも、夜中に「バナナが食べたい」と言ってボランティアに買ってこさせるなどわがまま放題。しかし夢を持って自由に生きるその姿に、周囲の人々は次第に元気をもらっていく。
重くなりがちなテーマでありながら、テンポ良くかつ繊細に描く演出が見事。90年代の話であるため、服装なども当時の雰囲気がある。身体を動かせないという制約がありながら難役を演じきった大泉洋はさすがの一言。芋っぽい医大生役の三浦春馬、巻き込まれる彼女役の高畑充希の演技も抜群に良い。
2.恋は雨上がりのように
ファミレス店長の大泉洋。女子高生のヒロインが、とあるきっかけで歳の離れたバイト先の店長を好きになってしまう。その真っ直ぐな想いに戸惑いながらも、彼女だけでなく彼自身の人生とも向き合っていく。
恋愛ものでありながらよくある少女漫画のような押し付けがましさはなく、見終わった後に爽やかな印象が残る映画。小松菜奈が持つクールさと、女子高生らしいひたむきさのギャップが良い。期待の若手俳優も多く出演していたり、大学時代の旧友役で戸次さんが出ていたりする。
3.アイアムアヒーロー
漫画家の大泉洋。同名漫画が原作で、ゾンビの様に人を襲う「ZQN」化した人間達との戦いを描いたパニック映画。冴えない生活を送っていた主人公が、ヒロインを守るために立ち上がる。
「GANTZ」などを手掛けた佐藤信介が監督、野木亜希子が脚本を務める。都市部がパニックに陥っていく描写は圧巻。R15+指定でグロい描写もあるが、実は冒頭にZQN化する片瀬那奈がピークだったりする。JK役の有村架純とボーイッシュな長澤まさみが抜群にかわいい。
4.青天の霹靂
マジシャンの大泉洋。劇団ひとりの小説を原作に、劇団ひとり本人が監督、メインの役で出演までしている意欲作。劇中のマジックシーンはスタントなしで本人が行なっているらしい。
ストーリー自体はよくあるSF感動ものだが、カットが工夫されていてメリハリがあり、笑いと感動が1時間半にうまくまとめられている。B級映画感が漂うが、騙されたと思って観て欲しい。劇団ひとり好きなら十分に楽しめるはず。
5.探偵はBARにいる
探偵の大泉洋。札幌のすすきのが舞台で、シリーズが3作出ている人気作。クールなのか人情に厚いのかおとぼけなのかよく分からない主人公、説明的な台詞、ヤクザとのわちゃわちゃ、お色気シーンなどなど、良くも悪くも邦画らしい。
とはいえ全体のストーリーは悪くなく、ラストの展開には驚かされる。松田龍平が気の抜けた感じなのにめっちゃ強い。
紹介は以上だ!みんなも自分だけのお気に入り大泉洋、見つけてみてくれよな!
【今日の一曲】
放たれる/Mr.Children
映画「青天の霹靂」の主題歌。ミスチルファンだった劇団ひとりがダメ元でオファーしたところ、作品に共感したバンドが映画のために書き下ろしたらしい。なんとも夢のある話だ。
「放たれる」というタイトルの通り、暗い場所から明るい未来へ心が放たれるようなイメージの曲だ。こういうシンプルな曲にこそ、ミスチルの歌詞やメロディ運びのセンスが出ていると思う。
年齢
今朝、ゲームをメルカリで売ろうと思って3DSのニンテンドックスを久々に確認したら、うちの子が可愛すぎて普通に愛でて終わった。片付けあるある。
私事で恐縮ながら、今日は誕生日だった。いやまあブログって私事を書くところか。
今年はTwitterでちゃっかり誕生日アピールしなかったから許してほしい。実は結構前からこっそりブログのリンクをプロフィール欄に貼っているので、もし風船割りに来た人いたらバレる。自分でやっといて中々に気持ち悪いと思う。
さて22歳にもなると、いよいよ「歳を重ねていくだけ」感が増してきた。これから先何十年と、加速度的にに歳をとっていくと思うと全然笑えない。
かつては年上ばかりだったアイドルも、気づけば同世代が活躍し始め、今の中心メンバーは年下の世代だ。「2004年生まれ」とか聞くと普通にゾッとする。
さらには、昔見ていたドラマに出ている俳優たちの年齢を既に超えてきている。「コード・ブルー」の1stシーズン出てた頃のガッキーって20歳だったんですよ??やばくない??
それは音楽界でも言えることで、この前米津玄師の「diorama」についての記事を書いていた時、リリース当時の彼がまだ21歳だったと知って驚いた。
ん、待てよ。ということは、ハチ名義でボカロ曲を投稿していたのはもっと前なのでは?
と思い調べると、あの「マトリョシカ」を投稿したのはなんと米津が19歳の頃だった。こっわ。
確か「結ンデ開イテ羅刹ト骸」という曲が伸びて、こういうのが好まれるのか、と理解した米津がバズることを""狙って""作ったのが「マトリョシカ」だったと思う。曲はもちろん、動画も自分で作っている。
なんてクリエイティブなんだろうか。自分が19歳の時なんか「マジレポートだりぃ」しか言ってなかったぞ。
ニコニコでのマトリョシカの再生数は、既に1200万回を超えていた。自分が見ていた頃でも600万回ぐらいだったから、動画文化の加速が想像以上だ。
こうなると、よく知られたアーティストがヒット曲を出したのが何歳ぐらいだったのか気になってくる。ちょっと調べてみた。
桜井和寿(Mr.Children)
「君がいた夏」
→ 22歳
1stシングル。当時はまだ無名で大きなセールスにはならなかったが、この2年後に「innocent world」が大ヒットする。
1992年のデビュー以来、50歳になる今でも最前線で走り続けているの普通にヤバい。俺50歳のとき何してんだろな...
椎名林檎
「歌舞伎町の女王」
→ 19歳
「一度栄えし者でも必ずや衰えゆく」
その意味を知る時を迎え足を踏み入れたは歓楽街
消えていった女を憎めど夏は今
女王と云う肩書を誇らしげに掲げる
いやこんなん19歳が書いたん??それであのドエロい歌い方??てか歌舞伎町の何を知ってるん??
俺なんか22歳になった今でも歌舞伎町はあんま近づきたくないぞ...
と思ったら、どうやら椎名林檎は当時歌舞伎町を訪れたことがなかったらしい。いやそれはそれですごい。
野田洋次郎(RADWIMPS)
「RADWIMPS 3 ~無人島に持って行き忘れた1枚~」
→ 20歳
「RADWIMPS 4 ~おかずのごはん~」
→ 21歳
いや嘘だろと。独特な言い回しとにキレキレの英語、発明とまで言われた曲の数々を作ってた洋次郎がもう年下???
ヤバいのがこの2枚を1年の間隔も空けずにリリースしてること。そしてメジャーデビューが20歳ってだけでそれ以前にも名曲は沢山あるということ。もちろんそれを支えるバンドメンバーも天才である。
もうこれから先、洋次郎の方向に土下座しながら聴くしかないじゃんか......正直、彼を超える天才はそうそう現れないと思う。
宇多田ヒカル
「Automatic」
→ 15歳
土下座しすぎて地面に頭めり込んだ。
【今日の一曲】
宇多田ヒカルは小さい時に親が車でよくかけていたので自然と知ってる曲が多いが、特に好きなのはこの曲。9thシングルなのにこの時まだ19歳。改めてヤバすぎる。
そう考えると、宇多田ヒカルとか山下達郎とかスキマスイッチとか、親の趣味ってまんま子供が聴いてたりする。将来子供をもったらセンスいい音楽聴かせてやろ。
After コロナ
ちょっと書くことが思いつかなかったので、最近読んだ本『After GAFA 分散化する世界の未来地図』を読んで考えたことをまとめてみることにした。
足りない頭で書いたほぼ自分用のメモみたいなものなので、あんまりじっくり読まないでください(?)
各国の対コロナ政策を見ていて、日本がいかに民主主義国家であるかを実感した。
外出自粛はあくまで「要請」であるし、一律10万円の給付に至るまでにも時間がかかりすぎた。緊急時にも強制力を発揮できないもどかしさや、意思決定の遅さが浮き彫りになった。
ただ、これは民主主義を選んだ日本の仕組み上、仕方がない部分がある。政府の対応を批判するのであれば、もっと根本的な仕組みから考えなければならない。
世界的な潮流としては、独裁的な国家が加速していると思う。中国は、コロナ収束に向けて国民を徹底的に管理し、強制力を働かせた。欧米の民主主義国でも、多くで罰則付きの外出制限が行われている。
ただ、民主主義国家と独裁国家は、どちらか一方に偏ればいいというものではないだろう。今回のような事態になると強い権力が求められるし、独裁的すぎても必ずどこかで反発の声が上がる。互いに抑止力を与えあいながら、バランスをとっていくものだ。
そしてIT業界にも、このようなバランスが存在する。
近年、特に力をつけているGoogle、Apple、Facebook、Amazonの四企業はまとめて「GAFA」と呼ばれ、無数のスタートアップ企業がこれらに買収されている。急速な成長の背景には、検索履歴や購入履歴といったビッグデータの広告への活用や、様々な分野を網羅したプラットフォーム化がある。これは「中央集権型」と呼ばれるもので、大企業が強いのは当然といえる。
一方で、最近ではこうしたGAFAの独占的な支配への批判的な声が高まっている。個人から得られた情報の活用方法が不透明であることや、プライバシーの問題に対してだ。Facebookによる個人情報流出問題も記憶に新しい。日本では米企業への信頼度がやたら高くあまり問題視されていないが、世界中でデモやオフィスの撤退などが起こっている。
そこで中央集権型に対抗しうる技術として、ブロックチェーンが注目されている。仮想通貨のイメージが強いかもしれないが、本質は投機的なものではない。
ブロックチェーンは、簡単に言えば「分散化された台帳」で、公開された記録を相互に監視し合うことで、データの改竄を防ぐことができる仕組みである。特徴的なのは、政府のような中央集権的な機関が存在しなくても成り立たせることができるということだ。これは「中央集権型」に対して「分散型」といえる。
今回のコロナ騒動は、この「分散型」を実証するための絶好の機会であるともいえる。
例えば、マイナンバーカードを用いた給付金の申請手続きもそうだ。オンラインでも申請を受け付けているにも関わらず、入力の不備を目視で確認していたり、マイナンバーカードの普及率が低かったりするなど問題点が多い。オンラインよりも郵送の方が早いというあまりにもばかばかしい事態になっている。
こういったデジタルでの本人確認にも、ブロックチェーンは活用できる。分散型にすることにより安全性は向上し、政府のコストも削減できる。既にこの技術を導入している国家もあり、日本も積極的に導入すべきでないかと思う。
他にも、メディア分野もそうだ。コロナ禍でメディアの需要が高まる一方で、テレビなどの集権的なメディアの限界を問う声も上がっている。一方でフェイクニュースや過激な論争も目立ち、これまでにないカオスな状況が生まれている。これを機にメディアの在り方を見直し、より信頼性が高いものを構築できないかと思う。
と言った感じで色々と考えられるが、文量と言語化能力に限界があるのでこのあたりで締める。とにかくコロナの収束をただ黙って待つのではなく、その先の未来を見据えて何ができるかを考える期間にしたいと思う。
【今日の一曲】
人生の針/ゲスの極み乙女。
ゲス最新アルバムの一曲目。ここ数年の中でも特に名曲だと思う。前は聴いてたけど最近聴いてないなーって人に是非聴いてほしい。アルバムを出すたびにゲスらしさを持ちつつ新しいサウンドを見せてくれるのなんなんだろうなホントに。川谷絵音、尊敬を通り越してもはや怖い。
「私以外も私」とか「キラーボールをもう一度」とか、過去曲のオマージュあるのにどれも曲調全然違うのウケるな。
ミーハー
かなり前から、自分はミーハーだという自覚がある。
といいつつもミーハーの定義を正確には知らなかったので、ちょっと調べてみた。
ミーハー
軽薄な、また、流行に左右されやすいこと。また、その人や、そのさま。
出典:デジタル大辞泉
要はとりあえず流行に乗ってしまう、いわゆるにわかファンだ。BUMP、RAD、セカオワ、KANA-BOON、King Gnu、髭ダンなどなど、どれも雑に黄金期の曲だけ知ってる、みたいな。みんなが受けてるからとりあえず履修してみた感じ。
ミーハーの語源で有力とされているのが、「みいちゃんはあちゃん」の略であるという説だそうだ。昭和初期、名前に「み」や「は」がつく女の子が多かったからだという。ほーん。
かつては軽蔑的な意味で若い女性に使われることが多かったようだが、現在では男性に対しても普通に使われている。
なんとなく浮ついた印象があるミーハーだが、そんな中でも自分の好みを見つけられれば、それでいいんじゃないかと思っている。結局、人気があるコンテンツはそれだけ良いものであるわけで、やたらインディーズに拘るのもそれはそれでちょっとダサい。
ミーハーという言葉自体は、音楽やファッション、芸能といったコンテンツについて使われることが多い。ただ、ミーハーはその性格上、恋愛においても似たような特徴が現れると思う。
自分はもうある程度自覚して克服した(たぶん)ので、少しミーハーの恋愛がどんなものか切り込んでみようと思う。
1.すぐ好きになっちゃう
流行を気にするミーハーは、元々恋人欲しい願望がかなり高い。ただし大した拘りもないため、人を好きになるハードルがかなり低い。結果、いわゆる「惚れっぽい」「恋愛体質」な人間になりやすい。
2.相手が好きなものも好きになっちゃう
ミーハーは自分の中に明確な「好き」の指針を持ち合わせていない。そのため、相手が好きなものにまで相手を重ね、それを好きになることで想いを増そうとする。
相手に好きなアーティストがいれば、その相手よりも詳しくなってしまうことだってある。そのまま自分のものにしてしまうことも。
うっかりミーハーに曲をおすすめすると、その曲を通じて相手の人生に一生自分がチラつく可能性もあるので注意が必要だ。
3.歌詞に自分を重ねちゃう
ミーハーが好む流行りの音楽には、感情移入しやすくなっている歌詞のものが多い。ただ、感情移入している時ほど、相手を置いてきぼりにして一方的に想いを募らせている。
ほらそこのミーハーのあなた、歌詞の中の「私」は、本当にあなたですか??言われてもない言葉を言われた気になってませんか??
本来の2人の距離を見失わないためにも、一旦そのback number風バンドから距離を置いた方がいい。
4.すぐ冷めちゃう
これは本当に良くない。これまでミーハーが恋愛にどっぷり浸かる様子を説明してきたが、逆にミーハーがどっぷり浸かられる側になった時、冷めてしまうのだ。
なぜなら、ミーハーは普段ガチファンとは距離を置いているので、自分との熱量の差を感じると一歩引いてしまうからだ。
ここで罠なのが、ミーハーはミーハー同士で惹かれ合うことが多いということだ。流行=趣味であるミーハー同士は、当然気が合う。ただし、大概どちらかがハマりすぎて失敗する。
以上のことから、個人的にミーハーは「趣味が合わない」人と恋愛するのがいいと思っている。趣味が合わない我が強い人の方が、熱量の差を感じることもないし、冷めてしまうこともない。
さて、ブーメランを投げすぎてズタズタになってきたのでこのあたりで終わりにしようか。いててて……
【今日の一曲】
眠れぬ森の君のため/KANA-BOON
ミーハーの総本山ことKANA-BOONさんが、2020年3月にベストアルバムを出していたので、聴いてみた。
1曲目から「ないものねだり」で、彼らがいかにぶっ飛んだ売れ方をしたかを思い知る。そこからヒット曲が何曲かあるし、なんだかんだいって凄いバンドだ。
半分ほどまで聴いたところで、知らない曲に入った。「普通にいいじゃん」と思いながら聴いていると、急に知っている曲が流れてきた。
それが「眠れぬ森の君のため」だった。1st EP収録の、売れることを夢見るバンドマンの歌を最後に持ってくるとは。ミーハー的にはそういうの大好きなので、ちょっとグッと来た。
あと、アー写が3人になっててちょっと寂しくなった。めしだ、、、