8年前にタイムスリップして紹介する 米津玄師『diorama』
今日は、タイトル通りのレビュー記事を書こうと思う。
紹介するのは、5月16日に発売された米津玄師のアルバム「diorama」だ。
米津玄師 1st Album『diorama』クロスフェード
とはいえ、「いや、米津玄師って誰?」という人がほとんどだと思う。まずは彼の紹介をしていこう。
彼の正体は、「マトリョシカ」「パンダヒーロー」などを生み出した超人気ボカロP、ハチである。ボカロ好きなら彼を知らない人はいないだろう。
ちなみに、米津玄師は「よねづけんし」と読む。「げんし」ではない。なんと、これは芸名などではなく本名らしい。
そんな彼がボカロ曲のカバーではなく、全曲書き下ろしで本人名義のアルバムをリリースするというのだ。楽曲製作からアートワークに至るまで、全て一人で行ったという。
彼の独特な世界観と魅力が詰まった1stアルバム「diorama」の中から、何曲かピックアップして紹介していこうと思う。
街
この「diorama」というアルバムは、彼が描く箱庭のような「街」がテーマとなっている。
繰り返される日常、その中で抱える様々な苦悩、それらを受け入れながら生きていく人々。アルバムの一曲目であるこの曲は、特にその世界観が色濃く表現されている。
また、アルバムジャケットにナマズが描かれているように、東日本大震災の影響を受けているとも語っている。意識してじっくりと聴いてみると、また違った風景が見えてくるのではないだろうか。
ゴーゴー幽霊船
MVが公開されている、アルバムのリード曲的な存在。
不思議な音を各所に散りばめながらも、複雑なリズム隊やギターのカッティングによってキャッチーな曲に仕上がっている。
特にセンスを感じられるのは2回目のAメロ(0:44~)で、R側で鳴っているギターだ。揺らした音が不規則なリズムで入っているのにも関わらず、歌を邪魔しない。この絶妙なバランス感覚こそ、米津玄師の魅力の一つであるといえる。
なお、このMVの動画編集も米津本人が行っている。あまりにも多才だ。
vivi
こちらもMVが公開されている曲。思いを素直に伝えることができない切なさを含んだ曲で、米津自身の内面がよく映しだされている。MVを観ることで、そのもどかしさがより伝わるだろう。
ギターのピッチを揺らすことで絶妙な不協和音感を醸し出し、シンプルな曲の中にも独特の雰囲気を持つ。
Cメロでは「カリブー」「閑古鳥」などアルバムの他の曲に関する歌詞が用いられており、「街」をテーマとしたこのアルバムの象徴的な一曲となっている。
さて、簡単にではあるが、彼の魅力を紹介させてもらった。独特で天才的な感性を持つ彼だが、まだ21歳である。現在は一人で制作活動をしているというが、周りを巻き込んだ音楽の作り方をするようになれば、より多くの人に受け入れられる曲に仕上がっていくのではないだろうか。
大衆に向けて音楽を作り始めたら、彼はもう無敵だ。きっとドラマの主題歌の話も舞い込んでくるだろうし、それが大ヒットして紅白に出場することだって夢ではない。NHKの子供向けの曲だって作れるだろうし、俳優への楽曲提供なんかもするだろう。ひょっとしたらそのうち、あの嵐とコラボするなんてこともあるかもしれない。
まあ、さすがにそれは言いすぎかもしれないが(笑)
【今日の一曲】
懺悔の街/米津玄師
今回は米津回ということで、「Flower Wall」のカップリング曲を紹介。「街」という言葉が使われているように「diorama」の世界観に近いものがあり、好きな雰囲気の曲だ。あとアコギの音がめっちゃ好き。
改めて聴きなおすとやっぱ天才だわ米津玄師。いろんな音が聞こえる音質良いイヤホンに変えてよかった。
シングル曲が貯まってきてるので、そろそろアルバム出ないかなーと期待している。
USG2020
昨日、UNISON SUQUARE GARDENからどどーんとお知らせがあった。これは書くしかない。
ライブDVD発売、年内に8thフルアルバム発売、MV期間限定フル公開、アルバムのサブスク解禁予告、リクエスト配信ライブ。いや、多いわ。本当にこのバンドは情報を小出しにすることを知らない。
最近あんまり告知がなかったし、ちょっと油断してたところにこれだ。アルバム超楽しみ。絶対買う。
RADも今日サブスク解禁してたし、真面目にもうジャニーズ(嵐以外)と米津玄師ぐらいしか残ってないのでは?
そして、何らかの発表があるたびに更新されるBa.田淵のブログがめっちゃ好き。
アルバムやライブ、音楽の売り方に対する考え方を真摯に、かつ強い拘りを持って発信してくれる。
BLOG | UNISON SQUARE GARDEN - official web site
君は大変な世の中に生きてしまっている。それは受け入れるべきだ。
ただ、付け焼き刃の知識ごときで怖がって悲しんで怒って落ち込んでいくのは、実にもったいない。
怒りの矛先を間違えてしまうと誰も得しないので、やはり安易に怒るのはおすすめしない。
きちんと調べて、正しく恐れて(この言葉受け売りだけどとてもしっくり来ている)、あとはなるようにしかならない。
なるようにしかならないのであれば、できるだけ笑っていればいいのだ。
3月、コロナの影響でライブが中止になってしまった際のブログの一節だが、今読んでもすとん、と腑に落ちる説得力がある。世の中と自分自身を俯瞰できるアーティストならではの言葉だ。
ライブの楽しみ方に対するスタンスも好きで、
ライブの体感の仕方は一人一人自由でいいのだということを、まだ全然伝えきれてない。
みんながしてても手をあげたくない人、手拍子をしたくない人
みんながしてない時にそういう事をしたい人
体を揺らしたい人、ジャンプしたい人、踊りたい人
後ろでぼーっと突っ立ってたい人、酒が切れたら買いに行きたい人
仕事や学校終わりでそのままの服装で来る人だってそうだ。
「自由に」というのを常々言ってくれている。周りが手をあげているかどうかを常に気にしている、というのは自分もあまり好きじゃなかったので、前回のライブで全く手をあげずに挑んでみた。ちゃんとめっちゃ楽しかった。
ユニゾンの話をし始めるとキリがないので、よくあるまとめ風に個性的なメンバーの紹介でもすることにした。曲はアルバム曲がサブスク解禁されたら大いに語ることにする。
Vo./Gt.斎藤宏介
出典:https://okmusic.jp/news/61238
Ba.田淵が作った難解かつ密度の高い歌を歌いながら、これまた難解なギターを弾きこなす超人。イケメン。ニューヨーク出身で、唯一無二のハイトーンボイスを持つ。学生時代はバスケ部のキャプテン。早稲田大学卒。は?なんだ完璧か?
ライブでのMCはあまり多くないながら、歌声とのギャップで惚れる。
Ba.田淵智也
出典:https://twitter.com/shoinjitaiyu
間違えた。
出典:https://natalie.mu/music/gallery/news/251923/789672
いや、これもうほぼ一緒なのでは???
(初めてぺこぱを見た時の感想が「田淵っぽい」だった)
ユニゾンのほぼすべての曲を作っている超人。他にもアニメソングなど多くの楽曲提供を手掛ける。密度がKANA-BOONの5倍ぐらいある曲をバンバン出す(KANA-BOONをdisっている訳ではない)。
ライブではステージを縦横無尽に動き回ることで知られており、Mステに出る度に話題になる。ライブ中にハイテンションすぎて、斎藤の頭にベースがぶつかって流血させたという逸話がある。
斎藤の後ろを踊りながら通り過ぎる田淵を見る度に笑う(0:28ぐらい)
UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」LIVE MUSIC VIDEO
Dr.鈴木貴雄
出典:https://natalie.mu/music/gallery/news/265998/853481
ユニゾンの複雑怪奇なリズムを支える超人。ライブのドラムソロでは、目隠しをしたり鳴り物を入れたりとユーモアを交えながら超絶技法を魅せる。
バンド界随一のお洒落で、いつもハイセンスな服を着ている。グッズのデザインやファッションブランドも手掛ける。
かなりのゲーマーとしても知られ、スプラトゥーンの大会で成績を残したこともある。YouTubeチャンネルを開設し、ゲーム実況もしている。
というわけでハイトーン・ハイテンション・ハイセンスな3ピースバンド、UNISON SQUARE GARDENをよろしくお願いします(?)
【今日の一曲】
Stay Mellow/XIIX
UNISON SQUARE GARDENの斎藤がベーシストの須藤優とタッグを組み、2019年に始動したバンド。 様々なジャンルが融合していながらも、非常にお洒落にまとまっており、何度でも聴きたくなる。
普段UNISON SQUARE GARDENでは見せない、新たな一面が見られる。こんな詩と曲が書けるなんて知らなかったよもう。結婚しよ。
自転車
ファーストサマーウイカANN0を聴いていたら、「お、この曲聞いたことあるな」という曲が流れてきた。何かと思ったら、直前に聴いた菅田将暉ANNで聞いてた今週のプッシュ曲だった。馬鹿なのかな?
自粛生活でインプット能力が落ちているせいで、論文の内容が全く頭に入ってこない。こういう時は、日課である犬の散歩に出かけるに限る。
公園は、学校が無くなり暇な小学生たちで溢れている。最近の子たちは、「くねくねして進むスケボーみたいなやつ」に乗ってる率がやたら高い。
調べたらこれ、「ブレイブボード」というらしい。10年ぐらい前は「持ってる人は持ってる」という感じだったが、今ではもうみんな持ってる。かわいい系のデザインもあって、女の子同士でもこれで遊んでいた。
自分が子供の頃は、キックボードも持っておらずいつも自転車だった。
よく無茶をして怪我をしたものだ。公園の階段を自転車に乗ったまま降りようとしてすっころんだことも、爆速で坂を下っていたら制御不能になって公園のイスに突っ込んだこともある。あの時は近くにいたお爺さんにめちゃめちゃびっくりされたな。
しかし、自転車で本当に死ぬかと思った経験をしたのは、高校生の時だ。
家は最寄り駅までそこそこ距離があり、毎日自転車で通学していた。坂の上に建っているマンションなので、行きは下りで楽だが帰りは上りでつらい。
ある日、帰りに雨が降ってしまい、駐輪場に自転車を置いていった。次の日、帰りには雨があがっていたので、自転車に乗って帰ろうとした。
しかし、雨が強かったこともあって、あろうことか折り畳みではない傘を持っていた。自転車に差すところもないし、ハンドルに引っ掛けて走るしかない。
周囲に当てないように気をつけながら、最後の上り坂まで辿り着く。気合を入れようと、ペダルをぐっと踏み込んだその時だった。ハンドルにかけていた傘が、自転車の前輪に引っかかってタイヤの回転を止めてしまったのだ。
普通に走っていたチャリが突然、前輪だけ止められるとどうなるか。当然、走っていた勢いのまま前方に宙返りする。自転車に乗ったまま、身体を前に投げ出された。
その刹那、時間の流れがゆっくりになった。周りの風景がぐるりと回っている。ああ、死ぬ直前にスローモーションになるのって本当だったんだな。俺はこのまま___
ガッシャーン。気が付くと、自転車が横でひっくり返っている。そして自分はと言うと___なんと、無意識に柔道の前回り受け身をとっていた。体育の先生マジ感謝。奇跡的に、脚の擦り傷だけで済んだのだった。
あれ以来、折り畳み傘しか使わなくなったのは言うまでもない。
【今日の一曲】
Mela!/緑黄色社会
緑黄色社会 『Mela!』Music Video / Ryokuoushoku Shakai – Mela!
緑黄色社会の最新アルバム「SINGALONG」収録曲。
vo.長屋晴子をはじめとする美男美女が集まったバンドだが、ビジュアル重視系と侮るなかれ。緑黄色社会は、メンバー全員が作曲できる骨太バンドだ。
曲ごとにメロディラインやアレンジが全く異なり、長屋が持つのびやかな歌声の魅力が最大限引き出されている。
コロナの影響でCD発売が延期になってしまったが、ダウンロード・ストリーミング配信は元々の発売日通りに行われた。商売的にはCDを売った方が良いはずなので、苦渋の決断だったと思う。たくさん聴いて少しでも応援したい。
居心地
最近、本当にTwitterの居心地が悪い。
先日、突如トレンドに現れたハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」による一大ムーブメントだってそうだ。
- 与党が検察庁法改正案の審議入りを強行
- ハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」がトレンド1位に
- 明確な反論の声があまりにも少なく、異常性を確信した著名人が賛同ツイートをし始める
- 芸能人や一般人が政治的発言をすることの是非を問うツイートで「政治的発言」がトレンド入り
- 右派が抵抗して「#尖閣周辺への中国船侵入に抗議します」がトレンド入り
最近こういうトレンドの流れが多い。ANNでの岡村の発言が炎上した時もそうだった。
別に、Twitter上で政治的発言をすること自体を否定したいわけではない。実際、建設的な議論をしている人もいるし、声を上げることで政治の現場に世論を届けることができる。
検察庁法改正案に関しては色々調べたが、この記事が一番参考になると思う。数々の疑惑に対してやや断定的すぎる節はあるものの、疑問点に対してはしっかりと言及されている。(はてなブログにnoteのリンクを貼る奴)
で、何が居心地が悪いかというと、あまりにも殺伐とした、負の感情しか生まないツイートが多すぎることだ。
人を馬鹿にするような発言や画像、ソースもなく憶測で大衆を煽るような発言、悪意のある切り取りやフェイクニュース、何も生まない左派と右派の罵り合い。見ていて心底嫌な気持ちになる。
もちろん、そういう発言をしているのはごく一部の人だろう。ただ、Twitter人口も増え、政治的発言のインフルエンサーが台頭してきたことで、より一層目につくのだ。
2ちゃんねるなどと違い、Twitterでは「真面目に話をしている人」「ただ面白がっているだけの人」「特に何も考えてない人」がごちゃごちゃになっているから、余計に無法地帯が広がっている。
若者が積極的に政治的発言をするべき、というのは重々承知である。ただ、日常的にこういったツイートを目にすることに正直疲れてしまった。というか本来、Twitterは政治の話をするのに向いていない。もっと馬鹿な話をしていた頃のTwitterに戻りたい。
そもそも、トレンドが嫌でも目に入ってしまうTwitterの構造が悪い。しかし、どんなに嫌でもトレンドは非表示にすることができない。Twitter自体やめればいいという話だが、そんな奴らのために自分が見たいツイートが見られないというのも癪だ。
そこで、一つ思いついた。
「トレンド、読めない言語にしちゃえばいいんじゃね?」と。
早速、表示するトレンドの国を「アラブ首長国連邦」にした。それだけだと日本語も表示されてしまったので、Twitterの言語設定を「アラビア語」にした。
結果、
なんも読めなくなって久々に爆笑した。
【今日の一曲】
i/POP ART TOWN
Apple Musicのプレイリストで見つけた最新推しバンド、ポップアートタウン。
ポップでロックでエレクトロな感じがとても気に入った。クールなピアノを用いたジャンルレスのサウンドがベリーグッド。よりキュートなテイストのアルバムもリリースしていたのでマストチェックだ。
(マジでお勧めなのでぜひ聞いてください)
ロックバンド
信頼している友人に背中を押してもらったので、ブログを書いてみることにした。2日に1回ぐらい書けたらいいなーぐらいの感じで。読まれてると思うとやっぱりちょっと恥ずい。
スマホの調子が悪かったので、高校まで使っていたウォークマンを久々に出してみた。
懐かしさを感じつつ眺めていると、「行ったライブのセトリをプレイリストに残したやつ」があった。
RADWIMPS LIVE 2013 春ウララレミドソ @横浜アリーナ
- 愛し
- ギミギミック
- ソクラティックラブ
- 透明人間18号
- トレモロ
- シザースタンド
- 有心論
- 遠恋
- シュプレヒコール
- ブリキ(非音源化)
- 螢
- DADA
- G行為
- One Man Live
- おしゃかしゃま
- 独白
- 25コ目の染色体
- ます。
- 君と羊と青
- いいんですか?
- ドリーマーズ・ハイ
- 白と黒と4匹のワルツ(非音源化)
- me me she
- 最大公約数
おいおいおいおいなんだこの神セトリは。こんなん今やられたらエモすぎて卒倒するわ。
このライブは忘れもしない、人生で初めて行ったライブだ。小学校を卒業する頃にRADにハマり、中学のRAD好きな友達と一緒に行った。
シングル発売に合わせ2日間だけ行われたライブだからか、過去の人気曲からコアなカップリングまでふんだんに盛り込まれている。1曲目から愛しで鳥肌ゾクゾクですよもう。
当時を思い出しつつ曲を聴いていく。懐かしいなーと思いながらも、もうこの頃のRADWIMPSは戻ってこないんだろうか、と少し寂しくなる。
RADWIMPSの方向性が変わる転機となった曲は、間違いなく「前前前世」だと思う。
といっても、この曲で一気にメジャーになってしまったから、などというありきたりな話ではない。
ちょうどこの曲から、Dr.山口智史が神経症の悪化により休養に入ったからだ。
自分はドラムをほんの少しかじっていたから、曲でもドラムの音がよく聞こえたし、ライブでも彼のことをよく見ていた。それだけに、この休養によるショックはかなり大きかった。
もちろん、サポートドラマーが十分な実力者であることはいうまでもないが、どうしてもバンドの印象が異なってくる。
そしてこの変化によって、バンドの方向性までも大きく変わったように見える。
「君の名は。」の大ヒットの後、別の映画の主題歌として書き下ろされた「Mountain Top」、ネット上で"軍歌の様だ"と散々話題となった「HINOMARU」など、元々のバンドサウンドから離れたものが増えていった。「天気の子」に書き下ろされた曲では、Gt.桑原とBa.武田が共にキーボードを弾いている曲さえあった。
当然、彼らもRADWIMPSとして新たなサウンドを求めて、納得して音楽を創っているんだとは思う。ただ、「RADWIMPS」というよりも「野田洋次郎's」とでもいえるような形態はどうなのだろう、と好きだからこそ寂しく思ってしまう。やっぱり彼らのギターやベースが聴きたい。
元々、野田洋次郎には「illion」というソロ名義があり、バンドとは別に実験的なサウンドや歌詞はその名義で創っていた。最近ではその境目もなくなってきているように思う。昨日のMステで披露された「新世界」も、「illionっぽい」という声が上がって「illion」がトレンド入りを果たしたぐらいだ。
さらにいえば、洋次郎は世間に対する使命感が強すぎるようにも感じる。映画のための曲、NHKの18祭のための曲、コロナで苦しむ人々に向けた曲。もちろんそれに心を動かされる人は大勢いるだろうし、否定はできない。ただ以前のような、いわゆる「ロックバンド」な音楽を求めている人もたくさんいると思う。
まあ要するに、懐古厨がギャーギャーわがままを言っているだけなんだけどね。いつの日か、また「4人組ロックバンド・RADWIMPS」を見られる日が来ることを願う。
【今日の一曲】
(信頼している友人がブログで本・映画を紹介してたので、それをパクり参考にしました。)
五月の蝿/RADWIMPS
RADWIMPSで一番好きな曲。終始激しい言葉で「君」を罵る歌詞だが、「絶対的な存在」「生まれて初めての宗教」と言えるほどの究極のラブソングだと勝手に解釈している。
この歌詞を人気絶頂期に世に放てるのが最高にロックだな、と当時中学生ながらに思っていた。一緒にライブに行った友達が「おい、、、なんかRADの新曲の歌詞、、、レイプとかはらわたで縄跳びとか言ってんだけど、、、」と顔面蒼白で教えてくれたのも、今では良い思い出だ。
それから、なによりサウンドが良い。メンバー1人1人の躍動するエネルギーが、音を通して伝わってくる。
そう!!!こういうのが!!!こういうのが聞きたいんだよ!!!洋次郎のバーーーーカ!!!!!